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乳腺摘出術
乳腺摘出術とは
乳腺摘出術は、FTMなど性同一性障害でお悩みの方を中心に行っておりますが、女性ホルモンの投与で胸がふくらんでしまった男性の手術も行っています。
乳房は乳腺・脂肪・皮膚で構成されていますが、胸のサイズやどの部分が多いかによって手術方法は異なり、それぞれ乳腺切除法、脂肪除去、皮膚切除法に分けることが出来ます。
大まかな目安としてはA~Dカップの方は乳腺切除法、Eカップ以上の方や乳房の下垂がある方の場合は乳腺切除法、脂肪除去、皮膚切除法の3つを行います。
アテナクリニックでは、他院での乳腺摘出後の修正手術も多数行っております。
また、画像診断も可能となっておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
乳腺摘出術+脂肪除去
乳輪下半周に沿って小さく切開し、そこから乳腺と脂肪を取り出します。出血が非常に少なく、傷はほとんど分らなくなります。手術後は胸を圧迫しますが、約1週間後の抜糸が終了すると普段通りの生活に戻ることが出来ます。多くの方はこの手術のみで、男性の胸のように平らに仕上がります。
傷が目立ちにくい乳輪の下半分の円周を切開します。 | 乳腺・脂肪組織は薄い皮膜で覆われています。これらの組織を膜ごと切開した部分から摘出します。 | 切開部分を縫合して終了です。 |
乳房及び乳腺切除、皮膚切除+乳輪移植
お胸の大きさにより皮膚の切除がどうしても必要な場合、乳輪も含めて皮膚切除し、たるんだ皮膚を縫合後に適切な位置に乳頭及び乳輪を移植します。
処置時間
乳腺摘出手術:120分程度
日常生活
入浴は抜糸後(約1週間後)から可能です。
激しいスポーツは手術後1ヶ月経過してから行ってください。
腫れ・赤み
手術後の内出血や腫れについては、2週間程度で治まります。
手術後の痛みには個人差がありますが、痛み止めを処方しますので、ご安心ください。
傷痕
乳輪に沿って切開を行いますので、傷もそれ程目立ちません。
乳輪周囲(または下半分)の切開部位に傷が残りますが、2ヶ月程で目立たなくなります。
乳房切除法+たるみ取りたるみ取りも行った場合は、乳輪周囲と乳輪の下にも傷が残ります。
※傷跡は乳房の大きさによって異なります。
腫れ・赤み
手術後の内出血や腫れについては、2週間程度で治まります。
手術後の痛みには個人差がありますが、痛み止めを処方しますので、ご安心ください。
副作用情報
極稀に、施術部位の血液貯留(血腫)、感染が起こる場合があります。
施術部位の熱感・痛み・赤み・腫れ・発熱などがある場合は、早めに当院医師の診察をお受けください。
また、手術方法により、切開創が大きくなる場合、乳輪・乳頭の血流障害や皮膚の壊死が起こる場合があります。
乳輪・乳頭、皮膚の変色が見られる場合は、早めに当院医師の診察をお受けください。